2024年2月26日

インドネシア国離島事業「Smart Island Pilot Project」起工式開催

2024年2月22日、インドネシア国南スラウェシ州マカッサル市バラン・ロンポ島において、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが進める離島事業「Smart Island Pilot Project」の起工式(Groundbreaking Ceremony)が開催されました。

起工式には、本事業のパートナーであり東部インドネシアの最高学府であるハサヌディン大学(本拠地:南スラウェシ州マカッサル市、学長:Prof. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa, M.Sc.)、マカッサル市、マカッサル領事事務所、JICAインドネシア事務所、及び本事業へ技術支援いただく九電みらいエナジーの関係者が参列されました。参列した各組織から本事業の意義や期待を込めた祝辞が述べられ、その後に事業の成功を祈念する儀式であるFirst Stone Placementが行われました。
【関連リンク】現地で放映されたニュース https://www.youtube.com/watch?v=j3vugqR1x5c

挨拶をする当社取締役社長 米澤 栄二

起工式のバナー
左 マカッサル市長 Moh. Ramdhan Pomanto 氏
(ご出席予定であったが、急遽大統領訪問につき欠席、本事業に大きな期待を寄せて頂いている)
中央 ハサヌディン大学学長Prof. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa, M.Sc.
右 当社取締役社長 米澤 栄二

事業の成功を祈念する儀式First Stone Placementの様子
プロジェクトサイトであるバラン・ロンポ島
ハサヌディン大学Marine Station構内にて

起工式参列者の集合写真

本事業では、南スラウェシ州の離島に再生エネルギーを電源としたコールドチェーン*設備を導入することで、離島の電化と水産業の発展を促進することを計画しております。2021年に国土交通省Smart JAMPによる調査、2022年にJICAインドネシア事務所の支援によるフィージビリティ調査を経て、この度の起工式に至りました。本事業は当社として初のESG投資**案件であり、今後1年間のパイロットプロジェクトを実施した後、将来的にはインドネシア全土に横展開することを目指しています。

*生産地から小売までの流通網を低温に保つことで生鮮食品を新鮮かつ安全に流通させる手法
**財務的な要素に加えて、非財務的な要素であるESG(環境、社会、ガバナンス) を考慮する投資のこと

 

OC Globalは再生可能エネルギーを利用したコールドチェーン設備の導入により、安全で新鮮な食料の流通を支援することで当該国の食料問題の解決を支援するとともに、貴重な水産資源の保護に貢献します。