2022年5月16日

土木学会賞 技術功労賞・国際活動奨励賞・国際活動協力賞 受賞

2022年5月16日、公益社団法人土木学会が令和3年度土木学会賞を発表し、弊社社員が、技術功労賞・国際活動奨励賞・国際活動協力賞を受賞いたしました。本賞は、大正9年に創設され、永年の伝統に基づく権威ある表彰制度です。

【技術功労賞 港湾部 理事 五島 正明(ごしま まさあき)】
五島は、約50年にわたり海外での港湾開発事業に携わってきました。これまでに五島が関わった国際貿易港やフェリー港、漁港開発事業は世界各地で50港余りにおよびます。約30年前から携わっているカンボジア国の港湾整備事業では、内戦により極度に疲弊した同国の復興と経済発展を牽引することになり、同国の経済発展に大きく寄与し外国人に与えられる勲章「サハメトレイ勲章(コマンダー)」が授与されました。これらが評価され、この度の受賞となりました。

【国際活動奨励賞  交通計画部長 浅田 薫永 (あさだ よしひさ)】
浅田は、25年以上国内外の運輸交通分野の調査・計画・運用等の数多くのプロジェクトに携わり、途上国の都市内モビリティ向上や、全国・地域の運輸交通インフラ整備の計画立案に貢献してきました。特に、マスタープラン策定の政策立案や技術指導、無償・円借款事業のF/Sや案件形成など、幅広いODA支援スキームに従事し、かつ、円借款事業の交通マネジメント、モビリティ事業、鉄道等事業運営などの現場にも携わってきました。これらが評価され、この度の受賞となりました。

【国際活動協力賞  道路技術部課長 Panganayi Cleopatra(パンガナイ クレオパトラ)】
クレオは21年以上にわたり、日本で道路技術者として多くのインフラ開発事業に幅広く貢献してきました。特に高性能繊維強化セメントや耐候性鋼材の研究、およびこれらの材料を活用した設計などに従事してきました。これらが評価され、この度の受賞となりました。

【国際活動協力賞  道路計画部課長 Nguyen Quoc Thai(グエン クオク タイ)】
タイは16年以上にわたり、日本で道路技術者として多くのインフラ開発事業に幅広く貢献してきました。特に日本独自の技術であるプレストレストコンクリート橋や耐候性鋼材を利用した橋梁の研究や設計に従事してきました。これらが評価され、この度の受賞となりました。

 

 

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。