2019年7月30日

ネパール地震復旧・復興計画(パロパカール産婦人科病院及びビル病院再建計画)  感謝状受領

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルJV*(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:米澤栄二)が実施した「ネパール地震復旧・復興計画(パロパカール産婦人科病院及びビル病院再建計画)」に対して、ネパール国首相ならびに同国保健・人口省、同国復興庁の連名で感謝状が授与されました。

2015年4月、ネパールの首都カトマンズ北西約77キロ(ゴルカ郡)を震源とするM7.6の地震が発生し、その後の余震の影響も含め、死者8,790人、負傷者22,300人、全壊家屋約50万戸、半壊家屋約26万戸という、甚大な被害が生じました**。

本プロジェクトは、ネパール地震において大きな被害を受けたカトマンズ盆地の国立ビル病院およびパロパカール産婦人科病院の再建を支援するものです。

 

・国立ビル病院

カトマンズ盆地における最大かつ最古の公的なトップレファラル病院(最高次レベルの医療サービスを提供する病院)でしたが、4棟ある病棟のうち、築約50年の第3病棟(専門病棟)が全壊してしまいました。本プロジェクトでは、鉄筋コンクリート造、地上3階建て、延床面積約3,100平方メートルの専門治療病棟の再建ならびに機材供与を行いました。

 

・国立パロパカール産婦人科病院

同病院は、ネパール全土からの妊産婦を受け入れており、ジェンダーや弱者支援の観点からも早期の再建が望まれていました。本プロジェクトでは、鉄筋コンクリート造、地上3階建て、延床面積約5,400平方メートルの病棟の再建ならびに機材供与を行いました。

 

OC Globalは2015年の地震発生直後より現地に入り、被害状況の調査や復旧・復興計画の策定などを支援しており、今後も継続して同国復興コンセプト「Build Back Better(より良い復興)」の実現に貢献してまいります。

* (株)オリエンタルコンサルタンツグローバル、(株)伊藤喜三郎建築研究所、(株) 国際テクノ・センター

**ネパール復興庁(2016) 『Post-Disaster Recovery Framework 2016-2020』

国立ビル病院

国立パロパカール産婦人科病院

感謝状 授与式典
左 シャルマ・オリ ネパール国首相
右 弊社 建築開発部 プロジェクト部長 宮武 一弘

感謝状