2022年10月11日

アジア・太平洋地域における準天頂衛星システムを活用した実証実験を実施

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、パシフィックコンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区神田錦町三丁目22番地、代表取締役社長:大本修)、本田技研工業株式会社(本社:東京都港区南青山2-1-1、代表取締役社長:三部敏宏)はオーストラリア、インドネシアおよびフィリピンにおいて、『みちびき※』(準天頂衛星:QZSS)を活用した実証実験を実施いたします。

※『みちびき』とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことで、スマートフォンの地図アプリ等で位置を特定すること等によく用いられるGPSを補い、安価に高精度で安定した衛星測位サービスを実現します。みちびきは日本のみならず、アジア・オセアニア地域で利用することができるため、今後は当該地域でのみちびきを活用した新たなビジネス展開が期待されています。

図1 検討・実証するサービス

本実証は、モビリティ社会の主役となる車両の安全・安心を確保するシステム・サービス・ソリューション等を、日本企業がみちびきを活用して実用化し、社会経済におけるモビリティが発展しつつあるアジア・太平洋地域において、幅広く展開する事業の実現可能性を各地で調査することにより、『みちびき』のアジア・太平洋地域への展開を促進することを目的としています。

※本実証は、総務省の受託業務(アジア・太平洋地域における準天頂衛星システム活用型海外事業の実現可能性調査請負)により実施します。

 

OC Globalは日本の衛星測位システムのアジア・太平洋地域への展開を促進することで、当該地域の安全・安心なモビリティ社会の実現を支援します。