2022年3月11日

フィリピン国ツガテ運輸大臣 BIM活用によるマニラ首都圏地下鉄車両基地VR空間を体験

2022年3月8日、フィリピン国ツガテ運輸大臣は、同国ロレンザーナ国防大臣、日本大使館越川和彦駐フィリピン特命全権大使らと、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが施工監理を担当する『マニラ首都圏地下鉄』建設現場を視察されました。その中でツガテ運輸大臣は弊社作成の同車両基地のVR(Virtual Reality)空間を体験されました。日本大使館中田昌宏経済公使、工藤寛之一等書記官、小豆澤英豪JICAフィリピン事務所長にも体験頂きました。

マニラ首都圏地下鉄車両基地VR体験
前列右から2番目(VRゴーグル着用) ツガテ運輸大臣
前列右から3番目 ロレンザーナ国防大臣
前列一番左 TJバタン次官
後列一番左 中田昌宏経済公使

マニラ首都圏地下鉄車両基地内のフィリピン鉄道研究所のVR空間

マニラ首都圏地下鉄は延長34km、2027年の開業を目指し現在工事が着々と進行しています。
フィリピン政府はマニラ首都圏で大型都市鉄道事業を集中的に実施するなかで、DX(Digital Transformation)を積極的に推進しています。今回BIM(Building Information Modeling)を活用し作成したVRデータは、プロジェクト関係者間の相互理解向上、フィリピン鉄道訓練センター設立・運営能力強化支援プロジェクトでの教材活用、鉄道路線沿線住民の理解向上及び鉄道運営・維持管理分野での活用を予定しています。
弊社は同運輸省と緊密に連携しながら、複数の鉄道案件においてBIMデータ構築管理、GISによる施工管理のスマート化、EDMS(電子文書管理システム)導入等のDXを強力に推進しています。

【関連リンク】フィリピン国運輸省Facebook(https://www.facebook.com/DOTrPH
在フィリピン日本国大使館Facebookリンク(視察時の様子

マニラ首都圏地下鉄現場視察時のVR体験ブース設置
小豆澤英豪JICAフィリピン事務所所長の体験後の様子

マニラ首都圏地下鉄駅プラットフォームのVR空間

 

 

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